あるご家族の家造り(二世帯住宅) 30・1階、南側の和室その2
2008年06月24日(火)
久し振り、となりました・・・、何もなかったかのようにお話は続きます。
思い出して頂くのには、ちょっと29話を読み返して下さいませ。
・・・
1階、南側の和室のお話です。
この和室は、西側が、敷地の形から3分の1位の部分が、少し南側に向って斜めに狭くなっています。
ですので、四方が直角の、普通の四角い部屋ではありません、西側が一部斜めにカットされたちょっと台形風の面白い形の和室です。
そして、その斜め部分の一部を少し利用して、奥行きが1尺5寸(450mm)位の、床の間と仏壇置き場が設けられています。
これがちょっと洒落ていて、なかなかいい感じの雰囲気を出してくれています。
平面的に見ますと、長方形の長て方向の片方が、3分の2位のところから25°位の感じでカットされた台形になっています。
そしてそのお陰で、畳の部分はかなり四角に近づいていて、これはこれでまたちょっといい感じとなっています。
さて、床の間は、床板と床柱とそして、落としがけを設けてありますが、
実は、床柱は、今まで建っていましたS様の家の2階の和室の、船形天井の棟木に使用されていました、桜の化粧丸太を使っています。直径60mm位の物です。
解体をする前に、このS様の家の各部屋の状況を見させて頂いた時に、
せっかくですから、この家のものを何か記念として新しい家に残しませんか、と少し積極的にお話をしました。
そうしましたら、
S様もI様ご夫妻も少し躊躇されてみえましたが、少し後にお返事がありました。
じゃあ〜、折角ですから、何か、
でも? どんな物が、いいのですか?
そして、何処に再利用して頂けるんですか?
そうですね〜、と考えている風な感じで、ゆっくりと話を始めた私ですが、実はもう、何処に何を使わせて頂こうかは、この部屋に入った瞬間からほぼ決めていたのです、
そして、たった今、考えて決めたかのように、こう話を始めました。
・・・
つづく
土曜日をお楽しみに