狭小敷地の話 地下室・05
2007年10月23日(火)
じめじめ感をとる方法
湿気が適度以上にあるから、じめじめ感がある。
あってはいけないことなんですが、水漏れがあるからじめじめ感がある。
この二つについて解決策を考えます。
まず湿気が多い、湿気が溜まりやすい場所、くぼ地とか、川の近くとか、低地とかは出来れば地下室を考えるのは避ける。
では普通の土地の場合、
除湿機を用意する、が、もしかしたら、きっと何台も必要になるかもしれません、ちょっと大変なのは、除湿機に溜まった水を捨てる作業がほぼ一日に二回程あるでしょう。
換気設備を用意する、これは大事な良い方法です。
高気密の家、SCの家の場合、24時間換気が用意されますが、地下室にも当然適用させます。
その場合、なるべく地下室のフロアーライン近くまで排気ダクトを下げるのがコツです。そして、コーナーとか収納室にもってくるとそれほど邪魔になりません。
コンクリートと仕上材との間に空気の層がある場合は、仕上の壁に換気孔をつけるのも良い方法です。
床も同じです。
これらは壁の中や床下の、空気の流れを作ってくれます、勿論、吸気と排気の流れを考えてとなります。
この地下の工法は、当社が採用してからもう少しで10年になりますが、良い方法と考えております。
それは、基本的には床と壁はRC造なんですが、内側が鉄板です、上が空いた鉄板のコの字型の箱と考えて頂くと判りやすいです。
工場で幾つかの箱にして作ってきて、鉄筋も組んで一緒になっています、現場では組み立てる作業、そしてコンクリートを打ち込む作業となりますから、現場施工に比べますと工期は早いです。
そして素晴らしいのは、内側が鉄板ですから、水漏れが全く無いですとは言えませんが、極端に少ない事です、施工程度の心配が実に小さいのです、これは本当に安心出来ます。
また、コンクリートの外側で防水する必要がありませんので、そのための余掘りがいりません、から、狭小敷地の場合はとても助かります。
そして実は、とってもいいなと思っていますのは、
ソーラーサーキットの家は、外断熱ですし、インナーサーキットがあります、これがとっても役に立っていると思っています。
と言いますのは、先程の内側鉄板工法の地下室は、壁側と床側はRCで出来ていますが、上は鉄の梁で出来ていますので、一階の床下は地下の天井になっていて、間にコンクリートのスラブがありませんから、空気の行き来は全く自由なのです。
外断熱ですから、その内側の全ての材木、構造材も造作材も建具もが、室内の空気の調湿作用をしてくれます。
インナーサーキットが湿気を外に出してくれます。
そうです、地上部分のSC効果がこの地下にもいい効果を出してくれているんでしょう。
この地下の工法は、実に、SCの家にあっていると思っています。
一年間で、2棟から多い年で4棟位の地下室付きのSCの家を建てさせて頂いていますが、この工法で建てさせて頂いております。
出来てから最初の1年から2年近くまでは、確かに注意が必要です。
特に、梅雨とか長雨の時期とかは、除湿機の利用も、扇風機の利用も、十分に考えておく必要がありますが、
その期間を過ぎますと、SC効果はいよいよ発揮されてくるようです。
ですから、お客様で地下室はどうですか。と言うご質問があったり、ご計画をされてみえる場合には、かなり積極的にお薦めしております。
その地下屋さんは、その地下工法をモールと名付けていますので、私は、その地下屋さんのことをモールさんと呼んでいます。
地下室・06 お楽しみに