
2世帯住宅編(3)
あきらめかけていませんか?
2世帯住宅を建てるコツ <その3>
3回目となりました。
少し、ホッとしています。では!では!
さて、今回のテーマは“あきらめかけていませんか?”です。 あなたが、今お持ちの土地、または、お住みになっている土地建物、そして、これから入手される土地についてのお話です。
お客様とお話していますと、土地の大きさについて思ってみえること、考えてみえることで、びっくりするくらい多いことは、“果たして、この土地の大きさで2世帯住宅という、希望の家の大きさの建物が建てられるのであろうか?”ということです。いえいえ、それよりも、もっともっと多くの人はこの土地の大きさでは、“いいや、ちょっと無理だよなー。自分でいくらやってみてもどうもうまくプラン出来ないし、いろいろ聞いてみても(ここにちょっと問題も、実は、あるのですが)自分の考えたことと同じ様(すみませんが、実は、その答えがほしくって聞いている、みたいな感じもします、本当は!)だったりするし、そんなプランが提案される(ここも、とっても、問題なところなのですね)し、2世帯はとても難しいなあ”と、悲観的な考え、思いの中で悩んでみえる、そして“希望どおりの家、夢に描いている様な大きさの建物は無理だ―――――!”という固定観念を、半ば持ってしまってみえる。そして、希望する2世帯の大きさの建物を、ほとんど諦めかけているということです。(残念ですが本当ですね。)でも、実は、そんなことはないのですよ!どうか、どうか、諦めないでください。そんなことは考えないでください。と、声を大にしてお話したいです。
“大丈夫です!2世帯住宅を計画してください。気に入っていただけるすばらしい建物が実現しますよ!”
ではそのコツのお話です。参考にしてください。
まず第1に、“建てられる土地”、に感謝する気持ちを持って、接していただきたいのです。ぜひそう思ってください。
実は、当たり前のことですが、土地が無ければ家はたたない。(“今現在の時点では”と限定しておきますか。もしかしたら、将来は空か海の中に建ててもいい時代がくるかもしれません。法律も技術もどんどん進歩していて、もしかしたら意外と近い将来かもしれませんが。しかし、今は土地が無いと家は建たないですね。では、今度は逆に、そうです。土地があれば家は建つ)のです。
あまりいろいろな条件を考えないでください。土地があれば家が建つ。考えてみればすごいことです。そこに土地が“有る”ということは。そして土地を“つくる”ことも出来ませんね。お金を出して土地の権利を手に入れる、ことは出来ますが、その土地を“つくる”ことは出来ません!これもまた、土地が有ることのすごさを教えてくれますね。
そして、これも当たり前のことですが、同じ土地は一つも有りません。たとえ隣同士30坪の同じ形のものがあっても、同じように見えるかもしれませんが、やっぱり違います。“微妙にね”と言うかもしれませんが、実は全く違うものなのです。人間一人一人が全く別々の人なのと同じように、土地も全く別々の土地なのですね。その“一つしかない”土地を、あなたは今、入手されている、又は、入手されようとしている。これはとてもすごいこと、すばらしいことだと思いませんか?
“そうか!土地が有るから家が建つんだー”と考えてみてください。 そして、建てられる土地があることに、どうか感謝の気持ちを持って接してみてください。 “そうか!土地があるのはすごい!すばらしい!バンザーイ!そしてありがとう!”と。 こんな気持ちを持ってみてください。
第2は、今度は冷静になって、とても客観的に“その土地”の、今置かれている状況について、十分過ぎる程のいろいろのチェックをしてみましょう。案外これが落とし穴だったりしますからね。
建築基準法というものがあります。法律ですね。その他にも、土地についての、家についての、いろいろな法律があります。国以外に、都道府県、市町村によって定められた条例、規則、要項、指導とか、いろいろあります。そのいろいろの決まりから、“その土地”について必要となること、関係すること、全てチェックします。これがとても大変ですし、大事です。プロの方でも、時々、見落としたりして慌てることもありますから。そしてこれを一つ一つきちんとクリアーをして、どのくらいのボリュームのものが建てられるかを計算し、立体的な形をつくったりして大きさを出していきます。
そして今度は、“その土地”の実際の環境チェックです。“その土地”が高い所にあるのか、低い所にあるのか、台地なのか、埋め立て地なのか、方位は?とか、周囲の状況(例えば南側は今更地だけど将来はどんな建物が建築可能か?)とか、上下水・ガス電気設備の状態とかのことのチェックですね。また、歴史も大事なことがあります。(長くなりますので今回は省略しますが。)
建替えの計画の方も“分かっているからいいわー”ではなくて、確認をするつもりで今一度“その土地”の環境を、キチンとチェックをしてみるといいですね。
そしていよいよこれらのこと(第1、第2)から、物理的なボリュームと、感覚的な形と、果てさて、この場所でいいのか?ということも考えられて、それらのことがいよいよプランに反映されてくるのです。そして、この中に、本当にいろいろなアイデアの“素”が、埋まっていたり、フワフワ浮かんでいたりしますのです、軽視しないで余裕を持ってチェックしてみましょう、です。
実はもう一つ大事なことがあります。
これは、次回、その4でお話します。お楽しみに!
(この記事は、旧ホームページに以前掲載されたものです。)