SCの家を計画する様になって編(4)家の中を、1ルームと考えて…
2008年03月01日(土)
“ご存知ですか?”シリーズ
SCの家を計画する様になって ますます顕著になってきたことがあります編 −(4)
※この記事は、旧ホームページに掲載されていたコラムです。
「家の中を、1ルームと考えてプランする様になってきましたよ!」です。
第1回目が5月の3日に書いていまして、今日はもう6月の8日です。早いものですね、1ヶ月以上が過ぎてしまいました。
我が家に“ヤマホロシの木”が2本あります。ちょっとつるみたいな、細く長く何かに絡まって伸びていく植物で、白い小さな花がいくつかまとめて、あっちこっちの枝の先で咲きます。まだそんなに大きくなくて、買ってきて2年目となります。ハチ物でしたが、1本は地面に植え替えしました。
どこかの庭に、
それは、何か家具だったか?民芸品だったか?を扱っているお店にあって、お店の造り自体は少し道路より入っていて、全面に2〜3台駐車が出来る位のスペースがあって、多分、お客様用に考えられているのでしょう。
そして、そのヨコに少し土が残されていて、植物とか、植木用のちょっと感じの良い、趣味がいいな、なんて思ってしまうものが、置かれたり、作られたりしていて、
そこに“ヤマホロシの木”は、くるくる廻って絡まって伸びていて、その先端先端に、白く、ちょっとうす紫色の小っちゃな花が、そう!、可憐に、という表現がとても似合っていて咲いていました。
随分たくさんのちっちゃな白い花が咲いていて、とてもいい感じでしたね。
そして、又、とても長い期間を咲いてくれている様でした。
花1つ1つの寿命は、きっとそんなに長くはないのでしょうが、次から次へと、小さなつぼみが1つ1つ咲き続けていってくれているからなのでしょうね。
いつか、この花さんに、うちの小っちゃな庭に・・・
(庭なんてありませんよ、“土の部分が少し残っていますね”って、お話された方が、誤解されなくっていいのではありませんか・・・と声がかかってきていますが)という感じの庭、
“あっ!違った、残ったちっちゃな土の部分に植えたいな〜”、
と思っていたのです。
そして、ある時、植木屋さんに出掛けて行った時、向こうの方の、あんまり人が行き来しない様な所に、
2ハチ・・・、感じで言いますと、もう、随分前からあって、あんまりどうも、人気がないのかな〜という風に、ボソッと置いてあるっていう感じで、そこにありましたね。
頑張ってます。けなげに。という風にも見えましたし、
ちょっとほったらかしにされている、という風にも見えなくなかったでした。
でも、見つけました、そして名前もわかりました。
“ヤマホロシ”。
値段は、ちょっと、エッ!、という感じでしたが、まあそれなりに、エイッ!、と言ってもいいか、とも思える位でもありました。
2ハチあって、エイッ!エイッ!と2ハチとも買ってしまいました。
さて、問題は、
ワンちゃんが昼間は外につながれていて“ヤマホロシ”を植えるとしたら、その付近、この近くになってしまうのです。
場所はここしかなく、どうしましょう。
で、ハチは、ワンちゃんがいたずらしない距離の、こっちの隅においてあって、
そして、ずっとハチのままで植え返されずに1年が過ぎ、・・・・1ハチはまだそのままです。
どこの土に植え替えしましょう、と悩んでいます。
でも、とてもきれいに咲いてくれますので、とっても気に入っています。
ところが、
あぶら虫が、いっぱい!ついているのを見つけて、びっくり!
何んかあんまり、咲いてこないな〜、と思っていたのですね。
花の手入れは、2人共、とても下手なので、気付かなかったのです。
“ワァ〜、こんなにいるヨ〜、あぶら虫!”
不審に思って、妻が目を近づけて見ました。
“エッ!エッ! どこっどこっ?”
“ワァー すご〜い!これ、全部あぶら虫だよ、つぼみが見えない位、いっぱいだよ!”
“どうしよう、どうしよう!・・・・・そうだ!”
“殺虫剤!殺虫剤!”
“ないわよ〜、今は!”
“じゃあ〜買ってきてよ、いっぱい!ウェルパーク※で!”
(※ウェルパーク:どうやらドラッグストアの名前らしい。原野)
それ以来、時あるごとに目を近づけて、よ〜く見ています。
1週間、2週間、3週間たって・・・・ちょっと忘れていて、・・・見たら、
“ワァー、またいる〜!”
“多くないけど、ここにも ここにも!”
“殺虫剤 殺虫剤!”
“シュー”
少し、勉強になっています。
(あまりにも植物(花)のこと知らなすぎますよね〜、という、ちょっと冷たい感じ風の声が、聞こえてくるのが感じられますが・・・)
仕方ありません、知らないものは少しずつでも知っていくしか方法がありませんね、と覚悟して、又、気を付けていましょう〜、です。
そして、他の花も、やっぱり、あぶら虫がいっぱいでした。
つぼみが、ちっとも大きくなってこなかったのが、わかりました。
今は、ヤマホロシの木と同じ様に、少しずつですが、新葉もスクスクって感じで、つぼみも咲き始めて、
特に黄色い花、“イエローエンジェル”っていうそうですが、咲き始めていて競っています。
きれいです。
あ〜そう言えば、紫色の花、イングリッシュラベンダーには、あぶら虫、ついていなかった様でした。
この花、あぶら虫さん、好きではないのでしょうか?
そして、このラベンダーも、紫色、とってもきれいに咲いてくれています。気分がいいですね。
ごめんなさい。今回の前置きが一番長い様です。
すみませんです。
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では、本題のお話です。
今回は4回目、
「家の中を、1ルームと考えて、プランする様になってきましたよ!」です。
もともと、
SCの家を建てさせて頂く前も、家の中を広くする、又、そう感じて頂ける為の工夫をする、ということは色々とさせて頂いてきています。
このことは、何度もお話しをさせて頂いておりますが、
その時の欠点の中で大っきいのは、やはり、家の中の温熱環境の事でした。
1階からの吹き抜けは、とっても1階の床が寒い為、床暖房がなくてはとても生活出来ない状態となって、1階吹き抜けは、まず、考えませんでしたね。
もし、考えて、採用しましょうという時は、吹き抜けを限定して、ここから他へ暖気が行ってしまわない様に、閉鎖された吹き抜け空間とするということになりました。
又、そして、ここから暖気を下に吹き送る為に、天井扇又は、サーキュレーターを採用することは必要条件でした。
SCの家は外断熱ですから、そしてマホービン。
温熱的に、マホービンの中は全くの1つの空間です。
SCの家の中も、そう考えていると思っていますのに、プランニングする時には、LDKはここで、居室はこことここで・・・と区切って考えてしまいます。
それ迄の考え方では、広く明るくを、室内側からの発想で、もっと広くもっと室内を繋げて、と考えていましたが。
要は、全体が1つの空間として考える、という、全く当たり前のこと、原点をキチンとみて考えてるのとはちょっと違っていました。
外から、全体を見て、考える。
中は全部1つの空間であるから、そこの辺をどう考えていくのかが大事、ということを発見しました。
考え着いてみれば、極、極、当たり前のことで、色々と考えていた事の全くすぐ隣にあったもの(考え方)なのですが、私にとっては、ちょっと衝撃的な事・発見でした。でも“あ〜、そうか〜”と感じた時は、ちょっと、いいえ、かなり嬉しかったですね。
ウッフッフッの世界、ニコニコスマイルの世界でした。
そうしますと、さてどうなるか!、どう考えていくかですが、とに角考え方は、1ルームですから、全〜ぶが1コです。
そして、外からこの1ルームを見て、さて、どうやってプランニングをして行こうか、と考えていきますね。
そうしますと、これは又、とっても楽しい空間作りが出来るゾと、ワクワクドキドキとなっていきますね。
手法として、ではどうやってくか?ですが、
まず第1に、その敷地の色々の制約条件からの建物の空間の大きさを想像します。
これは、具体的にいいますと、立面図として、道路斜線、北側斜線、高度斜線等を入れて書いてみます。制限のある面は全て。
次に、平面の全体の建坪の大きさを書いてみます。
私は、コンピューターが全く不得意なので、ここから、立面空間を想像していきます。
しかし、なかなかこれは大変です。
コンピューターが使えないのですから、想像をするしか方法はありませんが、
キチンと想像しましょうとなりますと、これが、本当に、想像を絶する程の大変なことなのです。
それでも、この仕事をずっと長年やってきていますので、本当に慣れてきます。
慣れるということは、本当にすごいな〜、すごい知恵になってくれているな、と思っています。
そしてそして、次にプランニングをしていきます。
ここが不思議ですが、平面をプランしているのですが、立体的な空間を頭の中で作りながら、となります。
この時、内側から考えて、そして外側から、と、ちょっと少し目を遠くへ離してみて、グルリーと廻りからこのプランを想像してみるのです。
すると、どこに何を通すのか、
どことどこの空間を継ぐのか、
吹き抜けはどこ迄とするのか、
これはどこと結ばれるのか、
TLの明りはどこへ行くのか、
Fixはどこに付ければいいのか、
屋根裏収納の高さはどの位取れるのか、
屋根からの明りはどこから採ってどこに入れるのか、
ハイサイドライトの為のFix窓はどこがいいか、
それはどこへ光が入るのか、
吹き抜けの高さはどうするのか、
といったことがちょっと上の方から見る事が段々と出来る様になって、そして、家の中に、自然の明りがあっちこっちから入ってくる様になってきますプランが出来てきます。
ただし、立体的なものは、プラン上には中々表現出来ないのがちょっと大変ですが、夢空間は広がりますね。
勿論、居室とか、1人になりたい時、場所、箇所(トイレ・脱衣室・おフロ他)はキチンとその利用方法を考えて、とするのは当然です。
そして、家の中の公共の場を、とに角広く明るくをモットーにしますと、SCの家の本当の良さが、十二分に発揮されることになりますね。
家の中の空気を、上手く循環させることが、とても気持ちの良い空気環境をつくってくれます。
という風に、空気が家の中を、その隅々を動いていってくれる。それも温度・湿度もなるべく一定でとなりますと、このSCの家は、本当に頼もしい限りですね。
そしてそして、広さが本当に感じられる様になりますと、
家の中って、ちょっとした林の中のように、感じられることはありませんか?
と言ってしまいたくなったりもします。
そうですね、緑も中々きれいに育ってくれたりしますし、
あっちこっちの空間がつないでいたりしますし、
吹き抜けとか、TLとか、Fixとか、キャットウォークとか、中にはスベリ棒とか、楽し〜いブランコとか、ハシゴとかが?ついていたりしますと、ますます。
そしてそして、1階から2階、3階、PH(ペントハウス)階、RB(ルーフバルコニー)と空間がつないでいますと、確かに、大っきな声を出してみたくなったりしますし、
邪魔でなければ、例えば、家にあなた1人であったり、2人で意気統合して声を出してしましょうであったりしますと、
ネッ! やっぱり、林の中の雰囲気が出てきたりして、おもしろいですね。
その場合、緑がちょっと多いと、いいかもしれませんね。
そして、SCの家は、1ルームということを、改めて感じて頂けますと、嬉しいです。
さて、次回は、第5回目、“もの事を、健康のことも含めて前向きに、そして、じっくり考える様になってきましたよ!”です。
お楽しみに