あるご家族の家造り(二世帯住宅) 31・1階、南側の和室その3
2008年06月27日(金)
今日は金曜日ですが、予定より一日早くのお話です。
1階、南側の和室その2のつづきその3です。
・・・
そうですね〜、と考えている風な感じで、ゆっくりと話を始めた私ですが、実はもう、何処に何を使わせて頂こうかは、この部屋に入った瞬間からほぼ決めていたのです、
そして、たった今、考えて決めていたかのように、こう話を始めました。
船形天井の、棟木に使われています、この桜の化粧丸太はどうですか。
それと、この床の間の落としがけに使われています、角竹も如何ですか。
エエ〜! いいんですか?・・・これを、ですか?
・・・そして、この角竹もですか?
・・・
I様のご主人様が、小さな声で続けて仰います・・・
ちょっと汚れていますけど・・・
私は元気良く、にこにこしてお話です、
大丈夫です、それがいいんです。20数年のこの家の歴史がこの中に入っていて、実にいいんです。
20数年たたないと、このなんとなく味のある柔らかな感じの雰囲気は出ませんね。
何ともいい感じの味ですね〜
でも・・・じゃ〜何処に使われるんですか?
そうですね〜、
と又少し考えているような、でも決めているから、実は考えていないのです。
どうやってお話をしましょうかと、ただそのこと一点に頭はくるくると回っていました。
そして一気にお話しました。
やはり、S様の家の、床の間と仏壇置き場に使わせて頂きましょう、それが一番いい雰囲気が出ます。
落ち着きのある、そしてぎゅっとしまった感じのいい床の間になります、間違いはありませんね。
そうですか〜・・・?・・・
ちょっと間があって、
・・・
じゃあ〜お任せします。
となって、
新しい床の間への再利用が決まった瞬間です。
・・・
・・・
さてさて、床の間へ再利用のお話をさせて頂いたその時から、もうず〜っと時間が経って、家は、床の間は、出来てきます。
そうです、時間ず〜っと過ぎていきます、
忘れてしまってもいても、まったく判らない位の時間が過ぎていってます。
・・・
現場でお会いするチャンスがありました。
なんとなくなんとなく、ちょっと・・・感じました。
・・・
そして、ご主人が仰いました。
つづく
日曜日をお楽しみに