“ご存知ですか?”シリーズ 狭小敷地編(20)
2008年02月12日(火)
“ご存知ですか?”シリーズ 狭小敷地編(20)
※この記事は、旧ホームページに掲載されていたコラムです。
「“狭小敷地と、狭小住宅は、似てるかなー?” “いいえ違うよ、全く違うよ!”」です。
“狭小敷地”という言葉が世の中に認知されて 普通に使われている様に、“狭小住宅”という言葉もほぼ同じ様に、色々と使われていますね。そして、一般的には “狭小敷地だから狭小住宅、ね。”、という感覚も、多く思われていると思います。
確かに、“狭小敷地 だから狭小住宅ね。”、と思われてしまう場合が、色々あって多いかもしれないし、可能性としては“そうね〜”と納得してしまうケースも多いでしょうね。
さて、いままで、“狭小敷地”について色々お話しをしてきました それは敷地についての考え方、とらえ方が色々あって、どう考えていくか、どうとらえていくか、によって、実に“暖っか敷地”にも“小まわり敷地”にもなって、どんどん楽しい、そして、室内的にも感覚的にも広〜いプランニングが出来てきて、全く自由に、楽々と生活出来るスペースも雰囲気も生まれてきますし、作られもしてしまいますね。ということでしたね。
さて、では、“狭小住宅”とは、いったいどんなものなのか?、どんな風に思った時に“狭小住宅”と感じるのでしょうか?、ですね。それについて考えてみましょう。
まず“物理的な広さ”がありますね。
暮らす人数、例えば、2人で暮らしていかれるのか、6人で暮らしていかれるのか、によって広さが違ってきますね。そして、この人数によっても広さは違いますが、又、その人その人の、暮らし方、考え方、もうちょっと言えば、体格・年齢によっても、広さは違いますね。そして、又、検討をする土地の広さによって、人が必要と考える広さも違ってきますし、同じ人の家をプランニングする場合でも、決していつも同じ大きさの家を必要としていないことも、十分ありますね。
この物理的な広さにしても、この位の広さがあればいいなと思う“この位の広さ”が、この様に色々な事によって、実際の広さが変化してきますね。
そして、この事を、ちょっと考えずに造られてしまった家は、やはり小さく感じられてしまったり、一般的な言葉の“狭小住宅”となってしまうのでしょうね。
次に、土地の大きさがあります。
土地は価格的に考えますと、とっても高額なものですから、どの方も、きっと、夢として希望されている土地の大きさよりも、もしかしたら、多少なりとも、少し小さな土地の入手となっているのではないでしょうか。
そうしますと、ここからも、又、そのイメージがつくられますね。
この土地、思っていたよりもちょっと小さな土地ですから(と仮にしまして)、こんな風な夢の家をつくることは、果たして大丈夫なのかな? ちょっと少し、希望を小さくする必要があるのかな? というイメージですね。
土地がちょっと小さいから、小さな家になってしまうんだな〜 というイメージですね。ここからも“狭小住宅”という思い方が、生まれてきてしまったりしませんか?
3つ目は、建築に掛ける予算のことですね。
私は、建物の予算のことについては、こうお話しさせていただいております。前後の話を省略させてお話しさせていただきますので、少し誤解が生じるかな? と思いますが、お話しますね。
それは、「“建てたいな〜”と漠然とでもいいのですが、“建てたいな〜の家” と、この位の建築費で“建てたいな〜の金額”、とはかなりの違いがありますね。」ということです。
そして、実は、この話は、“いいえ、そうではありませんヨ・・・・・” と、とても楽しい(?)お話になっていくのですが(本当かな〜?)ここでは ちょっと省略。
(あっ!お聞きしたいですか? そうですか、でもここでは、省略させて下さいませ。又チャンスをみつけてお話しさせて下さいませ、ですね)。
この“建てたいな〜家”と“建てたいな〜の金額”のそれなりの金額の差額は、どの様に、皆様解決されているのでしょうか?
普通といいますか、一般的に多くのケースは、“じゃあ〜、この位かな〜、建てられる大きさの家って??”、となってしまって、(実はこうなってはちょっとダメ(?)なのですねと思っています、ここ大事ですヨ。)希望の大きさの家、希望の空間の取れた家、からそれなりに小さくなってしまっても、“仕方がないのかな〜”と、なんとか理解をしようとされてしまいますね。そして、ここからも “狭小住宅” というイメージが、出来ているのかもしれませんね。
そして、これが一番大事なことですが、どんな家を建て様かという時に、本当に住む人達のことを十分に理解されて、その方々が どう考えていて、どう暮らしていかれるのかを、いっぱい検討して、プランニングされていて、又打合せをしていてプランニングして、という風にされていること。
これは土地の大きさ、“ちょっと小さいかな〜?” と思われている土地のことも、建物のことも、生活されてる家族構成のことも等、色々の事を出来るだけ多く考えて、十分にプランニングされることですね。
反対に、思っていること、希望すること、イメージ、これらを全てお話しして、それを色々な形で表現してくれることが大事で、もし、これが出来ずに、出来ない理由がキチンと完璧に成されたりするのであれば、これは理解できても納得できないゾ、となってしまいます。
又、その時はわかっていても、生活されていかれますと、やはり、体験的に納得できなくなってきて、“これって、狭小住宅だヨネー”となってしまったりしますね。
この事が一番大事な事なのですね。
納得出来る迄打合せをしていく、途中でギブアップしないこと。
“出来ないヨー”、と思ってしまった時、それは出来ないんですね、とよく言われませんか? これとっても大事な事ですね。そして、それが、とうとう出来てきますと、これは、もう、とってもいい気持ちになりますね。
そして、又、狭い・小さい、と思われるものは、やはり、その人その人によって多少の差はあるでしょうが、 実感としてゆっくりそして確実に、その人その人に理解納得されてゆけば、これは決して、狭くも小さくもなく感じられて、利用されてゆくことであろうと思います。そして、きっと、“狭小住宅”という言葉は存在しても、きっと誰も“狭小住宅”という感覚はなくなるのではないかな〜、と思っています。そして、是非、そうであって欲しいと思っています。
狭小敷地:暖っか敷地・小まわり敷地は、色々な形がありますね。そして是非色々考えて、思って、広〜く・明るい・楽しい家を考えて下さいませ。決してあきらめないで、我慢しないで、理解して、納得して“ウァーいいな〜この家、楽しそう〜この家”という家づくり、楽しんで下さいませ。
狭小敷地:暖っか敷地・小まわり敷地編 いかがでしたか?
楽しんでいただけましたでしょうか お役に立てていただけますと、とっても嬉しいですね。
ありがとうございます。
次回より併用住宅編(1)
「併用住宅って何ですか?」です。お楽しみに!