
2世帯住宅編(6)
4人+1人の会話 続編
2世帯住宅を建てるコツ <その6>
2つ、気をつけてほしいな、と思うことがあります。
1つは 「他人」 が1人入ると、ルールがつくられます。いつの間にかすぐに。 これは不思議ですが、本当です。 4人+1人の会話の中で、4人の中の1人の人が話しを始めますと、いつの間 にか、その話を他の3人の人はキチンと聞いてくれています。又、私達(プロ)は、 そうしようと常に心掛けているのですね。例えば、こういう風に…、
「今は、お父さんがお話をしていますから、若奥さん(娘さん)ちょっと待っていて 下さいね。 話したいことあるでしょうが、お父さんが終わってから、次に聞きます からね、大丈夫ですヨ。」
「お父さん!お父さん!今は、奥さんがお話をしている番ですから、お父さんは ちょっとだまって聞いていて下さい。いいですか?」 「では、まだ話をされていない若旦那さんもどうぞ好きなこと、思っていること なんでもいいですから、話して下さい。」 「さあ、娘さんの番ですヨ!大丈夫です。誰も途中で口をはさみませんから…・・ 私、司会やらせてもらってますから。」 ………・・
これが、こんな会話が、1回、2回、3回、そして、2時間も、3時間も、4時間も、 やっていますと、皆さん、全員がお互いの考えていること、思っていることが、 とても、よくわかってきます。実は4人で話をされていた時、みーんな全部話をした、 と思っていたことは、実はほとんど何もわかっていなかったのですね。びっくりし ますヨ、本当に。そのことは。ちょっと、客観的になるか、余裕を持って振り返って みると、「エッー!!」、「何ィー!!」、「今迄、何を話してきたんだろう?!!」 って。 これが、おもしろいですね。楽しい瞬間です。 (私達にとってはとても。失礼で、ゴメンナサイなのですが。)
2つ目は、前にも少し話しをしましたが、皆さん思っていることは、「+1人の人に 向かって話をしましょうヨ。」 と言うことです。皆さん4人で話をしている時は、好き勝手 に、みんな話をしていると言いましたが、実はそうでもないのです。やはり、皆さん それぞれ、いっぱい遠慮があったり、気をつかったりして言いたいことの半分も 話をされていないのですね。(家族っていいですね。本当に嬉しくなっちゃいます。) でも+1人がいますから、今度は大丈夫です。気兼ねなく言って下さい。 どんな言い方でもいいのです。兎に角、思っていること、考えていること、心配なこと、 何でもいいのです。言ってみると、全く、思っていたこと、心配していたこと、と、違ったこと になることは、もうざらです。例えば、くもり空だと思っていたら全くの青空だったり、(例えが、 わからない?)とか。だから、言って下さい。どんなにか、そのことが「家づくり」に役にたつ かわかりませんネ。そして、そして、皆で「納得だー」の時点迄、話をするのです。 これ本当に大切ですヨ!そして、そうなってくると、もう家づくりは、楽しくって、楽しっくて、 嬉しくって、嬉しくって、いいワ!って、なります。
ポイント検証、
1. 家族の会話ってたいへんだけれどいいものだなあ。
2. 4人+1人はルールが出来ますから、皆の話がよーくわかります。
3. +1人の人がいますから遠慮なく思ってることを、話して下さい。
まわりくどい!しつこい!もっと、すっと!と評されていますが、どうもこれが 「地」の様だ、とも言われています。
次回は、 「その7 色々なこと、始める前に決めましょう。大変だけれど!!」お楽しみに!
(この記事は、旧ホームページに以前掲載されたものです。)