あるご家族の家造り(二世帯住宅) 34・1階和室とLDK
2008年07月03日(木)
まだ和室から、切り離れずに繋がっているお話です。
この和室と、その奥、北側に続くLDKとの間には、2枚の引き違い戸があります。
この2枚の建具によって、和室とLDKはその空間を分けています。
ですが、S様邸の場合は、それがかなりの感じで、それぞれの場合で、実に繋がっています、
そのお話です。
そして、
この2枚の引き戸は2枚共、袖壁の中に納まってしまうようにプランされています。これを袋戸と呼んでいます。
ですので、多くの時間は、袖壁の中に納まってしまっていることの方が多いですから、ここはいつもオープンです。
きましたね〜
床も、和室の畳とLDKのフロアーとの間に段差は無く、ゾロ(床がフラットの状態をこう呼びます)ですから、足がけつまずくことも無くとても楽に利用されています。
きましたきました
2枚の建具は、戸襖が使われています。
戸襖というのは、どのような建具かといいますと、両側の表面がベニヤ類で作られたものです。
そして、和室側には襖紙を貼って襖の雰囲気を出しています。LDK側は化粧合板とかビニールクロスとかの仕上げをしているのが一般的です。
何が特に便利かといいますと、しっかり出来ていますので、畳に座っている時に、その建具に背中を付けて、もたれ掛かっても大丈夫なことです。
気をつけることは、ちょっと難しいのですが、建具の両サイドの仕上方法が違っていることによって、下地のベニヤの伸び縮みに差が生じてきたりして、建具同士が擦ってしまう場合が有るということです。
話がちょっと横道に・・・
戻します。
さて、ポイントの一つは、この建具の高さです。
S様邸の場合は、高さ2Mとなっています、実はこの位の高さが欲しいのです。これよりも高くなく、又低くなくのこの高さが、今回は丁度いい高さです。
さて、ポイントの2と3です。
それは、この建具より上の部分の作りかたです。
下がり壁、欄間、などと、作られているスタイルによって呼び名は違いますが、鴨居(建具がそこに存在できるように、四方を囲っている枠材の中の、上枠材のことです)の上端から、天井面までの部分の壁のことと、天井のことです。
S様の場合、LDKの天井と和室の天井の高さは一緒の高さになっています、ゾロですね、
そして、天井にも和室とLDKの間を仕切る枠材がありません、天井がそのまま1つになって続いているのです。
これがその2です。
そして、LDKと和室との間には下がり壁も欄間もありません、壁の類がまったくないのです、
、空間がバーンとあって、所謂素通し、なのです。
空気も明かりも自由に行き来出来ます。
その3です。
それは、なぜ?
・・・
つづく
日曜日をお楽しみに