狭小敷地の話 リビング(LDKの考え方)・11 吹抜け
2007年12月19日(水)
建蔽率で10坪=20畳の建物で、2階のリビング・キッチン・ダイニングの大きさが、17.25〜18.00J(畳)の広さがあれば、とりあえずOKですね。
と思っていますが、
その2階のリビング・キッチン・ダイニングの天井高さが、2.30〜2.40M位では、その場所に初めてみえた方は、何か家について感じられたことを話される中で、”お〜、高〜い!”という言葉も、”わ〜、広〜い!”という言葉も、仰って頂くことはまずありませんし、
もしかしたら、もしかしたら、何も仰らないのは、実は、天井の高さを低く感じてみえるのかもしれません。
これは、如何いうことかと言いますと、
この17.25〜18.00Jのリビング・キッチン・ダイニングの広さで、2.30〜2.40M位の天井高さでは、高さとしては、ま〜、この位の高さであれば、やっとセーフ、もしかしたらアウトなのかもしれない、という微妙なところなのです、を意味していると思います。
きっと、”お〜、高〜い!””わ〜、広〜い!”という感じが、感じられない高さなのでしょう、ということです。
・・・
ここに、屋根勾配に沿って、斜めに天井が上がっていく吹抜けをつけます。
出来ればなるべく大きく、吹抜けをつけます。
そうしますと、天井と壁と床に囲まれた空間は、体積的にかなり大きくなりますし、体積が大きくなった分だけ高さも高くなっています。
・・・
さて、不思議ですが、
例えば、この17.25〜18.00Jのリビング・キッチン・ダイニングの体積が、又は、高さが、1.2倍になったとしますと、高さの感じ方が、広さの感じ方が、1.2倍になって感じるのかといいますと、どうも違うんですね〜。
そうです、どうも違うんです。
・・・
体積を少しづつ大きくしていって、高さが少しづつ大きくなっていって、ある瞬間、パッと変わるというのでは、どうもそうではなく、
ある幅を持ってグレーゾーンがあるのでしょう、
しかしそのグレーゾーンを過ぎて、ある到達点に達しますと、ニコッとして、笑みを浮かべて、こう仰るんです。
”、高いですね〜、この天井”
”広いですね〜、何畳あります、このお部屋?”・・・と、
ここが本当に不思議・・・なのです。
・・・
しかし、しかし・・・
つづく