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ここの社長は凝り性ですよ。ミリ単位で言ってくるからね、厳しいです。そのかわり各現場のおさまりが全部頭に入ってるわな。普通の建築会社の社長とはちょっと違うね。え?魔法使いだ?あっはっは、そうかもしらんねえ。
ま、私らの性には合いますよ。いい仕事してるからね。大工という言葉は「大きいたくみ」でしょ。それだけの尊敬を集めてたし、また尊敬されるような仕事をしたわけさ。
たとえば食べ物なんかだと「まずかったな」くらいで終われるけど、家はずっと住むものだから、「失敗しました」では済ませられないから。それだけいろいろな職人の中でも、厳しい仕事をしていたんだよね。
うちも3代続いた大工の家で。そうそう、江戸っ子です。明治生まれの親父にそりゃあ厳しく仕込まれました。だから「できない」とは言えねえ。そのへんの気性を、黒柳って会社はよく飲み込んでるのか、難題ばっかり言って来るんだよ。ま、俺もそこでつい頑張っちゃうんだけどさ。困ったもんだよ(笑) |
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| この日の現場は、二世帯住宅。お母さんと娘さん一家が同居するにあたり、他の姉妹が「実家のように帰ってきやすい家」がコンセプト |
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