5:賃貸併用住宅プランのコツ① | ブログ | 外断熱 東京 注文住宅 長期優良住宅 黒柳建設

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外断熱の賃貸併用住宅

賃貸併用住宅を設計する際のポイント

“具体的にお話ししましょう、例をあげましょう”と言っていますのに、さっぱり具体的ではないのではないですか?と聞いてみたいと思いますね、今迄の4回は。

私も、いつ具体的になるのかな~と、読み返しまして、そう思っていましたが、今回は本当に具体的なお話となりますでしょうか?・・・又疑問です・・・・

東京における併用住宅が、他の都市とちょっと違っていると思われることについて、3と4で少しお話ししましたが、今回は、実際に“併用住宅を建てましょう”と考えて取り組む場合の、基本的に考えておかねばならない、と思われますことについてお話し致します。

もしかしたら、私が独断的に思っていることも多いかもしれませんが、大事な事ですので、さてさて、お聞き下さいませ。

 

賃貸併用住宅プランニングの押さえるべき基本
  • 第1に、自宅部分は、独立した一戸建てという感覚を常に持つこと、そしてそのことを大事にすること。これは、併用住宅全体の動線計画をキチンと考えましょう、ということにも繋がってきます。
  • 2番目は、賃貸部分は家賃収入という大事な物件ですから、まず何をおいても、1番に大事に考える、ということではありませんよ、でも決して2番でもないのです、ということです。

(1番と2番については次回で少し詳しくお話し致します)

  • 3番目は、全ての住戸(自宅も賃貸部分のそれぞれも)のプライバシーを大事にすること(これには“音”のことも含んで考えて下さいませ)。
  • 4番目は、賃貸部分をどの人達に借りて頂こうとするのかを、十分に色々な方向からチェックをすること。(年齢とか 単身とか ご家族(お子様OK)とかの人数 学生さん 勤めている方とか 男女の別とか・・・・)
  • 5番目は、実はこれ大事なことなのですが、どの人達に借りて頂くのかを想定しましたら、ご自分がその人の立場になってみて、どうして欲しいのか、どういう形であったら自分は借りようとするのかを考えてみること。1人であったり、若かったり、家族を持っていたりとか、いろいろと想定してみるのです。
  • 6番目は、近くの色々の賃貸物件をチェックしてみること。
    そして、出来れば、計画するものは、他の物件と競合しない物件とすること。これは難しいですね。
    ほかのもの(物件)と一緒であれば、どういう訳なのか、ちょっとおかしい気も致しますが、なんとなく安心感がありますからね。でも、これはなるべく避けた方がいいですね。
  • 7番目は、そして、もし、1ルームを考えるとするならば、最低2人で、それなりに多少余裕を持って生活が出来る物件にすること。(具体的な内容は改めてお話し致します)
  • 8番目は、前回の中で、“大家さんが近くにみえると、借りようとされる人の親御さんはとても安心されます”と言いましたが、実は、逆に、借りて住むことになります学生さん達は、それがとっても嫌なのですね。住んで慣れてきますと、なんとなく、なんとなく、いつも大家さんの管理下に置かれている様な気分になったりしまして、とても居心地が悪くなってきたりしますので。
    “何をわがままな!”・・・・とも言いますが、人の気持ちはその人ご本人にしかわかりませんね。そして、又、今迄の色々の状況を見ていますと、この気持ちは、大切に考えていかなければならない大事な要素となってきます。

 

 

ちょっと補足説明をしますね。

それはこういうことですね。借りる人の置かれている状況によって、色々と気持ちに変化が表れて、結果的には“これならOK”という風に行くであろうということを十分に理解をして、それに対応出来るプランニング等を考えていくということですね。

ここで1つ、大家さんと、借りられる方々との導線計画がとっても大切になってきます。

簡単に言いますと、大家さんと借りられる人とが、玄関を出た所で、“パッ”と会わない様に計画をするということもその1つです。近くの道路で、すれ違って挨拶を交わす位にプランニングをされていますと、これはとてもOKです。

そうしますと、親御さんにとっては、近くに大家さんがいてくれて安心です。そして住む人達にとっては、大家さんの管理下にいる様な感じがしない、自由に自分の考えで暮らすことが出来る、と思う様になってくれるかと思いますので、安心ということになりまして、OKですね。

ところで、勿論、本来の管理の仕事は、キチンと不動産会社さんに借りていただくことの約束について、細かく内容を決めて、管理契約を結んでお願いすることになります。

この場合、この併用住宅のこの建物にしか、多分関係ないであろう事を考えて、この約束事を用意しておくことは大事です。

特に、共同住宅と違っている点は、そんなに多くの賃貸部分を用意していないことから、この併用住宅をお借りになられる方々は、ある意味“一戸建風”という感じを持って入居されてくるであろうことは容易に想像出来ますし、又そう思ってお住みいただくことを願っていることも含めまして、十分な対応を考えておくことは大事ですね。

 

 

又、長いお話になってしまっていますね。
ごめんなさい、ここ迄を前半とさせて下さいませ。
次回は、この続きとなります後半のお話しです。
では次回、コツをさらに詳しく考えてみます。お楽しみに!

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