あるご家族の家造り(二世帯住宅) 29・1階、南側の和室の話 | ブログ | 外断熱 東京 注文住宅 長期優良住宅 黒柳建設

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先回のお話の、S様家の1F南側の和室(リビングとして利用して頂いています)は、とても楽しい仕掛けが幾つかあります。

その1つは、押入れです。

普通の和室の押入れの中の仕様は、幅が半間とか1間とか、時には四尺五寸(1363.5mm)とかあったりしますが、奥行きは殆どが半間・三尺、というのが本当に一般的といいますか、ほぼこの形が全て、といってもいいかと思います。

ですがS様家のこの押入れは、幅は1間弱ですが、奥行きちょっと広くって四尺五寸(1363.5mm)あります。
さて、実はこの奥行き四尺五寸の押入れというのは、なかなか面白いんですね。

どんな風に利用されているのか、
平面で言いますと、床よりH-750mmの高さにL型に中段が付いて、それは、和室側から見て左側に布団が置ける奥行き、有効でD-700mm幅四尺五寸。
ここに布団を置きますが、布団を仕舞う時は、カニさん歩きで横向きに、ヨコヨコ歩きでこの押入れに入って、そしてそのまま前にある中段の上に布団を置きます。
この有効D-700mmという寸法と、床よりH-750mmの高さは、かなり試行錯誤をした結果ですので、とても遣いやすい寸法になっています。

Lに折れて奥には、奥行き有効でD-550mm幅1間弱弱(弱弱といっているのにはちょっと意味がありまして、この後すぐにお話します)の中段が付いています。
奥行きがD-550mmありますから、ここには色々のものを置く事が出来ますのでとても利用価値が高いです。

押入れの中の右側には、奥の中段が右の壁いっぱいまできていなくて、壁に沿ってちょっとスリットがあります、有効で100mm幅です。これが弱弱の意味です。

このスリットは何の為に?

ここは畳を立てて入れられる様になっています。
そうです、ここに掘りごたつを利用している時に、どうしても邪魔者になってします畳を、縦に立てかけてあるのです。
そして、お客様が泊まられる時には、掘りごたつをやめて布団を敷く時は、立て掛けてある畳を出して敷くのですが、今度は掘りごたつの天板が邪魔になりますから、この天板をこの押入れスリットに立て掛けて仕舞います。
そうしますと、さて、このスリットがあることによって、畳も天板も、どちらの場合も邪魔にならなくて、とっても気持ちよく毎日が生活できます。
これってなかなか気に入って頂けます。

そして、ホラッこの様に、と実演しますと、”オオ~!いいですね~!”と声が上がったりします。

中段の上方に、床よりH-1800mmの高さに、奥行き有効でD-300mmの枕棚が、中段と同じ様にL型に取り付けてあります。
ここの使い方もとてもやり易いですし、押入れの中に入ってしまいますと、いつも全て見えますから、利用しやすいですね。

そして、これがとっても面白いのですが、1か所1本ステンレスのパイプを1間の幅いっぱいに取り付けてあります。
高さはH-1800mm位のところですが、ご利用される方の使い易い高さを考えて上下もします。
普段の生活の中で、いつもここに洋服とか何か他の物を掛けておくと、ちょっと出入りには不便となりますが、いつもは使わずに、
これは、お客様が泊まられた時に、洋服を掛けられるようにしている洋服ダンス仕様なのです。
お客様が利用されるのでもチョッと不便なのは同じで、邪魔っ気なんですが、ご利用されるのはチョッとの期間でしょうから、あるということのほうが良い様で、
これもとっても喜ばれています。

もう1つあります、それは押入れに入ったすぐの床に、床下収納が付けられています。
ここは丁度出入りする場所となりますので、あまり物を置くことがない場所ですから、床下収納の蓋を開けられることが、それなりにやりやすい場所となっています。

そうです、床下収納を取り付ける場所は、案外気をつけなければいけない項目です。
床下収納の蓋は、周りがアルミで出来ているのが一般的ですから、ちょっとその枠は、足触りに違和感があったりしますので、気持ち的にはよく歩く場所にはあってほしくないのですが、歩かない場所ではどうしても物が置かれがちになってしまって、いざ蓋を開けようとする時は、チョッとイライラして、となりますし・・・

さあ~どっち?

と、まあ~、困ってしまうのですが、・・・やっぱり、いつも直ぐにオープンできる位置に、床下収納は取り付けられるのが良いかと思います。

・・・

・・・でも、

いつも場所に悩んでしまうんですね・・・
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