あるご家族の家造り(二世帯住宅) 47・キャドの図面 | ブログ | 外断熱 東京 注文住宅 長期優良住宅 黒柳建設

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ず~っと話は戻って、ラフプランを打ち合わせていて、そろそろの頃のお話です。

このプランの家がいいな、このプランの家を建てたいなと、ほぼプランが決りかけてきますと、いよいよここから、キャドの図面となります。
基本的に、平面図・展開図・各設備図は1/50、立面図は1/100、矩計図は1/30~1/40のスケールで描かれてきます。

当社内では、社員の皆さんに、キャド図面は基本的に描かせていません。
もう、20年以上のお付き合いしています建築事務所の方々にお願いしています。

なぜ外部の方にお願いしているのかといいますと、打ち合わせている本人に、図面を描くことをなるべくさせたくないからです。
なぜか?
それは、出来上がってきた図面を、いつも客観的にチェックできるようにしたいからです、この図面の中で、何か大事なことが忘れられていないか、勘違いはないか、お客様のご希望はちゃんと入っているのか等を、冷静になってチェックする為です。
そして、客観的にスケジュールを作るためです。

打ち合わせはとても長い期間に渡ってされてますから、良いことばかりではなく、欠点も生まれてきます。
打ち合わせている本人が、図面を描いていると、全てのことは、案外と本人の頭の中に入っていて、忙しさにまぎれて、図面は直されなくなっているしまうことが多く、大事な内容や、変更された事柄が、図面を用意して、図面の上でなされることが段々と少なくなってしまってきて、言葉のみでの伝達方法になってしまう、と、これが一番の欠点です。
これはお客様とも、施工をお願いする各業者さんとも、となってきます。

上手くいっている時は、勿論一番手間のかからない方法と思っていましたが、実はこれはとっても危険な方法のひとつでした。
忙しくなった時や、何かが重なった時などは、特に、勘違い、連絡忘れ、等がどんどん多くなってきますから、もう大変な状態になったりしてしまいます。

困って困って、そして、皆で意見を出し合って、ある時決めました。

打合せは、担当の人がするのは当然ですが、細かい内容の説明に必要で書く詳細図は、担当の人達に描いてもらって、概要書、仕様書、電気の器具表、基本の什器の仕様書等は、何処の現場でも基本的には共通ですから、それらの図面は会社の方で用意しておいて、新しいプランの基本的な全ての図面は、外部の人にお願いしましょうと。

そして、毎回、打ち合わせの時は、新しい図面をコピーして打ち合わせることにしましょうと。

毎回打ち合わせのたんびにコピーをするのって、大変な時間のロスと思っていたのです。

それ以前は、3回に1回位という感じで、1回目2回目3回目と、ボールペンの色を変えて、打ち合わせの時に変更内容を直していたりしていたのですが、ヤッパリ色々重なってきますと、こちらの方が何がなんだかわからなくなってしまって、とそんなこととも、実は多くあったのです。

少しは楽で合理敵的な方法かなと思っていたのですが、逆にとても神経を使うことになりましたね。

毎回コピーして打ち合わせを進める方のが、実はどんなに楽なのか、それは、精神的なものでは勿論なのですが、労力的にも案外と楽なのです。

打ち合わせが終って確認のチェックをする時、変更内容は、毎回、赤いボールペンで描かれていたり鉛筆で描かれていたりしますから、見れば分かる、何か手書きで書かれていたりしてもそれは全てコピーですから、今回の変更ではない、今回チェックした事柄ではない、それが実に明快ですから、この変更はいつのだったっけ? と考えなくてもOKです、これは本当に気分は楽です。
そして、図面を直して頂く人に明快に伝えることが出来ることは、いいですね~、とっても精神的にいいのです。

実際にこの方法になってからは、間違いやミスはグ~ンと減ってきました。

そして、図面の内容もどんどんと正確になってきます、
解からないことを現場にお願いするのではなく、現場担当の人と打ち合わせをして解決方法を考えたり、いろいろ調べて設計の人が提案をして、それらを設計の人が兎に角図面にすると、ちょっとしたことも図面で表されるようになってきていて、これは嬉しいですし、とても安心ですね。

ちょっと自慢でもあります。




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