7:駅チカでコンパクト1LDKのプランニング | ブログ | 外断熱 東京 注文住宅 長期優良住宅 黒柳建設

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外断熱の賃貸併用住宅

駅から徒歩15分圏内で2人でも暮らせるコンパクトだけど1LDKの部屋

 

前回のまとめ

「併用住宅」をご計画される時に、一番に考えておかねばならないこと、大前提は前回と前々回でお話ししましたコツの1と2です。

それは、大家さんご家族様と、借りる人達が、お互いに相手の方にかかわらないで生活できる様にプランニングをすすめること、相手の人達のことを忘れてしまっていて、意識しなくて生活できる様にプランすることです。とお話し致しました。

このことは、とにかく、まず一番最初に、キチンと心の中におとしておく事が大事です。

そして、次に、大家さん役をやったり、借りる人役をやったりして、色々考えてみることです。

 

駅から徒歩15分圏内のワケ

“駅から徒歩15分以内の場合について”を、前々回でも少しお話しさせていただきましたが、この辺のお話を致します。

1ルームが本当に多いのですね。この駅からの距離内の賃貸住宅では。

それは、やはり、家を借りる若い人達の交通機関が鉄道という場合が多いということでしょう。車とか、自転車とか徒歩とかに比べますと。

若い人達はエネルギーがいっぱいですから、仕事もいっぱいして(学生さんは、例えばアルバイトですね)、学生さんですと、部活やサークル(とか同好会とか)もしますね、勉強もそこそこして、遊びます。とても楽しむことに忙しいです。社会人でも若い人は家でじっとしていませんね。

夜遅くなるまで外出をします。そして、終電になることは多いのですが、バスの最終は既になく、タクシーを乗る必要の距離に住んでしまいますと大変です。この金額は、月に数回としましてもとても大変な額となりますので、とてもアルバイト代では不足してしまったりします。そして、又アルバイト代は他に使う予定をしていますので、さあ大変!

ですから、多少家賃が高くても、駅から近い所に住むことになります。

それが徒歩15分圏内です。

 

コンパクト1LDKの部屋づくり

「そして、もし、1ルームを考えるとするならば、最低2人で、それなりに多少余裕を持って生活が出来る物件にすること」

これを私は「コンパクト1LDK」と名付けました。

コンパクト1LDKの定義は以下の3点です。

①10坪前後の広さで1LDKの機能と間取りを備えるもの
②2人で生活することを前提としているもの
③ターゲットは2人暮らしの社会人

ちなみに、10坪(33㎡)で1LDKは常識的に考えると少し狭いです。1LDKや2DKは通常12坪(40㎡)が標準とされています。これは公団の間取りが当てはまります。

しかし、6~8坪(20㎡~26.5㎡)のワンルームアパートと12坪(40㎡)の1LDK・2DKはすでに東京では飽和状態です。

コンパクト1LDKはその中間を埋める間取りで、このサイズでこの機能の部屋はほとんどありません。

借り手がいないから無いのでしょうか?いえ、そんなことはありません。

「こういう間取りを探していたんです~」と皆様喜んで借りて下さいます。

 

コンパクト1LDK間取り要件

さて、この場合の具体的な内容ですが、こういったことに気をつけてプランニングをします。

  • ユニットバスは、必ず追い炊き機能付き、そして出来れば乾燥機機能付き 
  • キッチンは2口コンロがあり、料理が出来ること
    1口ではダメなのです、2口ありますと、二人で一緒に料理をすることが出来ます。 
  • その横に、冷蔵庫を置くスペースが用意されていること 
  • TV付きインターフォンをつけること 
  • インターネットの接続が考えられていること 
  • 収納スペースが十分にあること 
  • 当たり前になってしまっていますが、トイレは独立していること 
  • これが大事なのですが、LDKとは別に小さなベットルームがあること
  • LDKはテーブル、ソファー、テレビの配置を考えること
  • 友達を呼んだり集まったりできる広さを感じること
  • 広さは最小でも8~9坪は欲しいです
    (ここの考え方はとても難しいですので、あくまで1つの考え方と思ってください。)
    (実際の場合は、建てる場所によって、もっと大きくても良かったりしますが) 
  • 女性入居者のことも考えて防犯について設備とプランに配慮すること

 

そして、これは、蛇足となるかもしれませんが、メゾネットタイプ※も考えの中に入れておくといいですね。

これは、やはり、土地柄を十分に考慮に入れて下さいませ、各1戸分の建坪が大きくなりますので。

(※メゾネットとは…ここでは、1住戸が上下2フロアとなって、中の専用階段でつながっているものを指します。)

 

 

コンパクト1LDKに住む2人をシミュレートする

それは、1ルーム、2人で住む事を十分に可能にするプランニング、を考える一番の源はこういうことなのです。

例えば、若い夫婦の2人で住む、恋人同士の2人で住む場合を想定して考えると、いいのです。

(“あれ?、じゃあ、熟年の2人の場合は、こういう物件はダメなのですか?”という質問が出されてくるかもしれませんが、勿論OKなのですが・・・
この方々の場合には、もう少し違った考え方をプラスして考えさせて頂いていますので、今回は、一応ちょっとだけ考慮させて頂きまして・・・と・・・よろしくお願い致します。
もし、これから、“そういう場合はどうなの?”というお問い合わせが少なからずありましたならば、・・・・改めまして、お話させて頂きましょうか、と思っております、です。)

 

話は元に戻りまして続けます。

それも、2人の生活の中で、仲のよい状態の時を考えるのではなく、ケンカをしてしまった時の状態を考えると、いいのです。

若い二人が(と、ここに“若い”という言葉が出てきますので、熟年の方々にはちょっとだけご遠慮していただくとなってしまうのです。)ケンカをしてしまった時は、どうなるのか、考えてみて下さい。

どうなりますか?

 

ケンカ後に頭を冷やす間取り

ケンカをしていて、もう口も利きたくない、顔も見たくない、そんな時でも夜は来ます。
1箇所で、隣同士で、休む、寝てしまうとしますね。

寝てしまっていますと、全てを忘れてしまっていますからいいのですが、・・・フッと目が覚めた時に、隣に、ケンカをしている相手が寝ています、さっきまで、一生懸命ケンカをしていて、頭にきていて、口も利かない、顔も見たくない、と思っていた相手が隣にいて、気が付いたら、その事をさっぱり忘れてしまって寝入っていた自分がここにいます。そうしますと、そのサッパリ忘れてしまっていた自分に、どういうわけか、とっても腹が立ってきますのです・・・・よ。

どうして、あんなにこんなに、私は・俺は怒っているのに、寝てしまったら忘れてしまっているのか、隣でスヤスヤ寝ている人を見て、自分も、きっと寝ている時は、もうこうなんだな~と思うと、そのことにメチャクチャ腹が立ってきます・・・ね。

だから、ケンカをした時に“あんたはあっち、私はこっち”と別々に寝られる場所がありますと、それは、3日も4日も本来は、隣に一緒にいると、口も利かない、顔も見ない状態が続くであろうと思われますその時間が、案外早く短く、済んでしまうのですね。

これは本当の事ですよ。まず、間違いありませんです。

あっ!今、“私の場合がそうであったから、確信して言えるんだ。”と思われた方が、多くみえると思いますが、それなりに年齢を重ねられた方々の皆さん、目を閉じて、胸に手を当てて、思い起こしてみて下さい、私の言っている事は“ズシーン”ときますでしょう。

 

ちょっとした気配りの部屋づくり

“そうだヨ~(若い頃は)”と思ってみえる方が大勢みえるのではないかと思っています。
・・・ので、LDKの他に、3帖弱のコーナーに、でもいいので、ちょっとベットルームになる事が可能なスペースを、プランニングしておくことは必須なのですね。

これが2人で長く生活して、アパートに長く住んでいただく秘訣なんです。

なんだそれ?とか思われるかもしれませんが、こういった間取りはなかなか無いのです。あっても長く住まわれるのでなかなか空き部屋にならないのです。

 

“確かに、そうですね~”
“とてもわかりやすくて、ありがとうございます”
“併用住宅、それも、2人で住む 1ルーム考えてみようかな~”
と、ほとんどの方々にご納得していただきました(?)ところで。

さて次回に続きます。

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