建築業界はフリーランスと会社組織 | ブログ | 外断熱 東京 注文住宅 長期優良住宅 黒柳建設

スタッフブログ

黒柳建設に入社して9年目ですが、ほぼ毎日のように会社と仕事のことを考えています。

こんにちは、東京都小金井市で外断熱・涼温な家を建てる工務店、黒柳建設の国策担当/WEB担当/システム管理者/営業/現場監督/アフターメンテナンス/OB顧客様係/アパート経営セミナー講師/ビットコイン業務担当の黒柳一聡です。

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働き方で考える

働き方改革とかワークライフバランスとか、日本人の働き方を見直そうという話が盛んに聞かれるようになって来ました。
 
それ以前から、従来の会社勤めワーカーでも副業やフリーランス化など、会社組織だけに囚われない働き方・・・と言うか、稼ぎ方で成功する人が徐々に話題になってきました。
 
以前オックスフォード大学が発表した10年後の将来なくなる職業という話が話題になりましたが、同じくらいかそれ以上に過去にはなかった職業が生まれています。
 
 
 
 
最新の選ばれし職業
例えば今の子供達のなりたい職業のランキングには、アイドルやマンガ家、警察官にイラストレーター、サラリーマン、などの旧来から人気のある職種と肩を並べて、動画投稿者(YouTuber)というハイエンドな上級職が当たり前のように登場しています。
 
  
はて、いつの間にユーチューバーは職業になったのでしょうか。
 
あれって高等遊民の一種なんじゃなかったのでしょうか。
 
もしくはネタ出しからコンテンツ作成、配信提供まで一気通貫の6次産業の芸人とか。
 
羨ましいのと同時に、自分にはできない生き方に感銘を受けます。
 
 
ほんの数年前なら、「なにを馬鹿なことを・・・」と一笑に付されていたことと思いますが、世の中何がヒットするのかわからないものです。
 
これだけ成功者が溢れる今なら「もしかして・・・」と思えないこともありません。
 
 
 
 
 
個人が個人に支持されて収入を得る時代
ユーチューバーにも得意分野によって分類がされているようで、超有名なはじめしゃちょーのようなエンタメ系、ゲーム実況系やゲーム解説系、オモチャや家電などの商品レビュー系、鉄道や軍事など濃い内容で魅せる趣味動画系、2ちゃんまとめブログの動画版のまとめ系、などなど、細かく説明するとキリがありません。
 
他にも私はこのブログ日記の参考として、はてなブックマークではてなブログをよく読むのですが、ブログでメシを食う「ブログ飯」、いわゆるblogger(ブロガー)も一つの職業として認知されつつあります。
 
こちらは文章を書いて人を集めることで、広告収入を得ていますので、雑誌のライターと編集者のハイブリッドのようなものでしょうか。
 
あえて分類するなら文筆業とか叙述家、みたいな括りになるのでしょうか。
 
 
 
 

好きなことをして生きる 

毎月30?50万円ほどの広告その他の収入がコンスタントに見込めるなら、会社勤めを辞めてしまって自らの才覚で勝負してみるという道も一般的になってきたということです。
 
また私たちはサラリーマン大家さんという形での不動産投資、賃貸アパート経営、賃貸併用住宅もおすすめしており、これも立派な会社に縛られない稼ぎ方です。
 
あとは個人事業主で働く建築職人さんたち、この人たちも会社組織に所属せずに自らの腕で食っている立派なフリーランスです。
 
 
 
 
大工・職人は個人事業主
一人親方、父ちゃん工務店、兄弟職人など、建築職人さんたちは黒柳建設のような工務店や大手ハウスメーカーなどから仕事を受注して(下請けして)生計を立てていますが、社員として雇用されている例はほとんどありません。
 
いわゆる外注の請負業者として、建築会社の現場に技能と部材を加工納品しに来ているのです。
 
職人さんだけでなく、設計士や現場監督にもフリーで活躍している人はいます。
 
例えば建築士の資格を持った設計士は、図面と書類さえ書ければどこでも仕事ができる職種です。
 
そのため確認申請の図面やキャドオペの仕事を一人で請け負っていたり、子育て中に在宅ワークで図面を書くママさんなど、結構個人でも自由に仕事をしている人を何人か知っています。
 
これは建築の仕事が「請負」つまり、仕事の成果で判断されることが大きく影響していると思います。
 
つまり、もともと住宅建築はフリーランス職人たちが大工棟梁の元に集まって、現場(プロジェクト)の工種ごとに細分化された作業を行い、工事が済めばパッと解散する形をとっていたのです。
 
 
 
 
建設と似た業態
これは現在のIT開発系の仕事形態にも踏襲されていて、構築系の開発案件なんかはかなり似通った点が多く見受けられます。
 
例えば、IT系の作業工数を表すのに「人日」とか「人月」という単位を使っています。
 
これは読んで字の如く、1人日は1人が1日かかる作業数、1人月は1人で1ヶ月かかる作業数です。
 
これは建設の「人工(にんく)」と基本的に意味は同じです。
 
恐らく人材派遣系の職域であれば、一人一日いくら、と考えるのは妥当でしょう。
 
 
 
工期・納期が足りなくてデスマって来ると応援の手伝いをガシガシ入れて短縮させようとしたり、要件定義とか図面の不備で手戻り作業が発生したり、プロマネと現場監督は人と物の手配と工程管理に苦しめられたりと、かなりの部分で共通項があります。
 
 
 
 
 
個人事業から会社組織へ
そんなフリーランスが当たり前の職人たちも住宅大量供給時代に会社組織が増え、ディレクターとしての役割も個人事業の大工棟梁から工務店・ハウスメーカーに移りました。
 
各職人が建材を都合して工事に入るよりも、工務店が流通商社から一括で仕入れたり、専門の建材問屋から納品してもらった方が便利になり、動く金額が大きくなってきたのです。
 
これにより各職種はより一層住み分けが進み、いつしか家は工務店やハウスメーカーで建てるものと認識されるようになってきたのです。
 
 
 
 
「住宅」は会社が建てるという風潮 
そうするとお客様の意識も変わっていき、家はプロダクト(製品)の一種と見なされるようになり、そのメンテナンスや修理も企業が責任を持つという流れが出来てきました。
 
古くは80年代・昭和の終わりからハウスメーカーがリフォーム専門の子会社を設立したり、リフォーム事業部を立ち上げています。
 
建てて終わりではなく、定期的な点検を含むメンテナンスと住宅を維持保全する営繕修繕、ライフスタイルに合わせたリフォーム・リノベーション、こういったことを四半世紀前から始めていたのですから、流石は大手ハウスメーカーです。
 
 
 
 
個人では負いきれない責任と時間
ここに個人事業・フリーランスの限界があります。すなわち、個人では時間と同時展開に弱点があります。
 
こうした時間軸に沿った展開は会社組織ならではの強みです。
 
新築現場の近所からメンテナンスやリフォームの話を頂く際によく聞くのですが、建ててもらった大工さんが引退してしまって頼める人がいなくなって困っていた、という話はしょっちゅうあります。
 
跡継ぎがいて、代が変わっても引き続き家の事を任せられる相手がいるという事は、とても大きな安心に繋がります。
 
 
 
 
個人事業に似た零細工務店
これは黒柳建設のような零細企業にも言える事で、いくら会社組織の形でのあっても次世代のアテが無くては建てられたお施主様は心配です。
 
幸い黒柳建設は社長がまだまだ現役で、あと10年以上は絶対に引退なんかしないと豪語している上に、自分がその次にスタンバっているのでもう一世代は確実に安心です。
 
まあそうなると私に課せられた最大の使命は、黒柳建設を維持存続させることと、さらに次世代にバトンを引き渡すことになります。
 
ああなるほど、どっちも責任重大です。
 
ここ20年ほど建てている家は100年住宅仕様なので、建てれば建てるほど会社は長生きしなければいけません。
 
 
 
 

跡継ぎは責任重大

2代目である私は、自分の都合だけで廃業するわけにはいかないと、常に意識しています。
 
これは工務店の2代目仲間と話していると、よく出てくる話題です。
 
多分、2代目の矜持というか心意気みたいなものだと思います。
 
2代目は会社を立ち上げた苦労は経験していませんが、家業を畳まないという使命が遺伝子にインプットされているかのようです。
 
 
 
 
代々続く○○の家系
私の知り合いには、中小企業の2代目や3代目、はては伝統芸能の跡取り息子とかまでいますが、皆それぞれに頑張って家業を継承しています。
 
こうした一族経営の事業主は、言うなればフリーランスの舵取りのようなものです。
 
改めて考えると、別に今に始まった形ではありません。
 
日本人が大昔から普通にやってきたことです。
 
そう考えると、黒柳建設も実は社長の上に「真の初代」がいたりします。
 
 
 
最初に太陽炉を搭載したOガンダムとか、プロトタイプリーオーと呼ばれたトールギスみたいなもんです。
 
 
 
匠の家系3代ですね。
 
ちょっと次回は知られざる創始者・黒柳錥太郎(いくたろう)の話をしてみたいと思います。
 
 
 
 
 
 
本日も最後までスタッフブログをお読み頂きありがとうございます。
 
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